はり灸の力

はり灸の効果

人の身体はストレスや緊張、疲労などで血行不良を引き起こします。
血行不良が起こるとこりや冷え・頭痛など、からだにいろいろな症状が出てきます。

はりやお灸の治療は、からだに心地よい刺激を与えることでリラックスをさせ、血流の改善をうながします
血流が改善されると、さまざまな症状解消され、からだはスッキリ快適な生活が送れます。

鍼・・

〝はり〟と聞いて注射の針を思い浮かべる方も多いと思いますが・・
注射の針と鍼灸のはりは全くの別物!!
注射の針は、薬液を体内に注入するためはり自体が筒状になっていて、
先端も切り裂いて入っていくように鋭利な作りになっています。
しかし、鍼灸のはりは筒状になっていませんし、先端も実は少し丸み帯びています。
注射の針は、皮膚を切り裂いて体内に入っていくのに対し、
鍼灸のはりは、皮膚をかきわけて入っていく作りになっています。

はりはからだに刺すことにより個々の持っている“自然治癒力”に働きかけ予防や治療の効果を発揮します。
基本的には、身体に刺し反応を得るやり方が主ですが、刺さないやり方などもあります。
はりは太さや長さも種類があり、細いものだと髪の毛ほどの物もあり安心して受けていただけます。
また、使い捨てのはりを使用していますので、感染症等の心配もありません。

灸・・

お灸は女性の救世主!!
冷え症、生理痛、不妊など女性特有の悩みに効果が高いお灸ブーム到来中!
お灸は手軽に出来、気持ちよく、しかも効果がある。
あとに残らないお灸や香りの種類も増え、近年の健康志向ブームで、
女性のあいだでもお灸は注目されています。

そもそもお灸の『もぐさ』って何で出来ているかご存知ですか?
実は・・『よもぎ』なんです。
『よもぎ』は万能薬といわれるほど健康促進に利用されています。
その効能の広さから“ハーブの女王”と呼ばれるそうです。

お灸は肌に熱刺激を加えます。
カラダは熱を感じることで白血球が増え細胞を修復するため、免疫力も高まります。
他に自律神経のバランス調整や筋の緊張を緩める効果、
『もぐさ』の香りや心地よい暖かさでリラックス効果も得られます。

小児鍼・・

小児鍼とは子どものためのはりです。
抗生物質などの薬漬けで現代の子どもたちは免疫力が低下しいます。
医薬品だけでは対応できていないのが現状です。
そこで小児鍼の出番です!!
小児鍼は軽く皮膚を摩擦したりこすったりする方法です。
痛いという感覚はないので、子どもたちにも安心して受けてもらえます。
自律神経のバランスを整え、免疫力を高められる素晴らしい療法です。


WHO(世界保健機構)が鍼灸治療の有効性を認めている症状

  • 【神経系疾患】 神経痛・神経麻痺・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠
  • 【運動器系疾患】 関節炎・リウマチ・頸肩腕症候群・頸椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
  • 【循環器系疾患】 心臓神経症・動脈硬化・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
  • 【呼吸器系疾患】 胃腸炎(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
  • 【代謝内分泌系疾患】 痛風・脚気・貧血
  • 【生殖、泌尿器系疾患】 膀胱炎・尿道炎
  • 【婦人科系疾患】 更年期障害・生理痛・月経不順・冷え症・不妊
  • 【耳鼻咽喉科系疾患】 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル病・鼻炎
  • 【眼科系疾患】 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
  • 【小児科系疾患】 小児神経症(夜泣き、かんむし、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・虚弱体質改善

    などなど・・・